北岳バットレス4尾根 [アルパイン]


日付 2008/10/12(日)〜14(火)
参加者 むらちん・おれ
天候 晴れ 山頂 0℃以下
ルート ピラミッドフェース・Dガリー大滝・4尾根
所要時間
備考(服装)
備考(水)
備考(その他)
次回への教訓 グレード以上に高度感に苛まれたクライミング。本チャンデビューだから仕方ないですが、最高の天気に恵まれたハードなデビューとなりました。次はイケそうです。
でも寒い。夏用10℃シェラフ+カバー+インナーじゃとてもとても耐えられません。




■■■ 10月12日 ■■■

[5:55]広河原アルペンプラザ
乗り合いタクシーはバスより早く着きます。


朝日を浴びる北岳バットレス

白根御池小屋まで急登の図



急登からトラバースに変わると小屋まですぐ

[8:10]白根御池小屋
テン場全景

テン場から見た北岳
翌日、マッチ箱付近からテントが見えました。

[9:10]今日は取り付きなどの偵察

雪渓が残る大樺沢
山頂は霜が解けないままだったからこのまま冬に突入だな。

バットレス沢の大岩
水流のあるC沢
今日はD沢を詰めて下部岸壁に取り付きます。
[10:55] 下部岸壁
いろんなサイトでよくみる一枚だね。
Cガリー大滝・十字クラック・Dガリー大滝

偵察のためのピラミッドフェース取り付き。
偵察じゃなかったような...(汗

Cガリー大滝に取り付く隣のパーティー

2P目のトラバース

ここはどこだっけ?


Dガリー大滝上部と第五尾根支稜


村ちんの奥のバンド(といえるかどうか)は浮石が積もったザレ場。こんなところ通れないでしょ!って何気なく撮った一枚。
がしかし...このトラバースが今回一番恐怖した場所です。
涙涙です。

[15:19]4P登って、50m2回の懸垂で下部まで。

[16:59]テン場着
アルファー米じゃなくてサトウのご飯は美味っ!でした。
ご馳走さま。


■■■ 10月13日 ■■■

[4:21] 準備中

明ける
ボケてるけど
[6:06] バットレス沢から朝日を浴びる北岳
今日はBガリー大滝を目指します。


C沢左岸から詰めます。
が、C沢の右岸かバットレス沢からでないとBガリーには行き着きません。または途中でC沢をトラバースする必要あり。


[6:55] 下部到着
Cガリー大滝

[8:00] Bガリー大滝にいけないのでDガリーに取り付く
昨日は人の頭程のラクがここを落ちていった。



[12:29] 4尾根1P目のクラック



[13:49] X級の直壁

富士山だぞ!

マッチ箱のビレイ点で

[14:12] 枯れ木テラスからのマッチ箱
これもよくみる一枚ですね。
テラスが安定してるから絶好の撮影場所なんです。

枯れ木テラスから50mいっぱいのビレイ点
まだ終了点ではないのです。


[16:04]U級程の階段状を登ると広いテラス
4尾根の終了点です。


装備を解く前に撮らないとね。

ここから踏み跡を20分程で北岳山頂です。

間ノ岳方面

[16:50] ここも山頂を示す場所が2箇所あります。
本当の山頂はどっちなんだ。

山頂の村ちんの後ろに甲斐駒

夕日を浴びる北岳山頂

夕暮れ時の肩の小屋と小太郎尾根。
その先に甲斐駒

[18:52]テン場着
今日は帰れない。
小屋でカップラーメンを買って夕食です。


■■■ 10月14日 ■■■
[5:48] バスが9:30発と聞いたので余裕の朝飯
でもそれは間違いでした。自分で調べた時間を信じましょう(涙

装備一式の図


[7:13] 御池小屋発

[8:45] 広河原着




平日のバス8:20に乗れません。次は10:40。しかたなしに芦安のタクシーを呼ぶことになりました。アルペンプラザに公衆電話あり。1台7500円ですが他に2人乗り込んだのでそれなりに安くなってラッキーでした。9:45頃出発

[10:11] 芦安駐車場着
タクシーの運転手が絶妙にとばしてくれたのでかなり早く到着しました。「第4駐車場に1台だけ停まってたよ」とは運転手さん談(笑